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ブログ

  • 2020/11/27

パッシブハウスとパッシブデザインの違い

 

最近お客様との打ち合わせ時によく「パッシブハウス」「パッシブデザイン」といった単語が登場します。

しかし、この二つの似ている言葉は全く異なる意味なのはご存知でしょうか?

 

“パッシブハウスとパッシブデザイン”

 

しっかりと整理して覚え、ご自身が望む家づくりはどちらなのかを明確化しておくことは家づくりにおいて重要だと考えます。

 

パッシブハウスとは

 

パッシブハウスは明確に定義が決まっています。

ドイツパッシブハウス研究所が規定する性能認定基準を満たす省エネルギー住宅となり、このパッシブハウス研究所の認定を受けて初めて正式なパッシブハウスを名乗ることができます。

 

性能認定基準は以下になります。

 

1㎡当たりのエネルギー量 kwh/㎡(年間)

・冷暖房負荷が各15kwh/㎡以下

・一次エネルギー消費量(家電も含む)120kwh/㎡以下

・気密性能として50㎩の加圧時の漏気回数0.6回以下※

※漏気回数0.6回以下=隙間相当面積(C値)=0.2c㎡/㎡以下となる。

 

建物の断熱性能を表すUA値や、気密性能を表すC値だけで判断するのではなく、複合的に㎡あたりの年間の使用エネルギー量で判断されますので、総合的な力が必要になることが解ります。

 

上記の性能基準を満たしたうえで、設計段階でドイツパッシブハウス研究所に申請し仮認定を受け、完成後に躯体性能試験を受けクリアすることで正式な認定が行われる流れとなります。

 

日本国内においてこのパッシブハウス認定を受けた本当のパッシブハウスは、まだまだ少数です。

長野県でも軽井沢パッシブハウスなど数えるほどの施工例しかありません。

 

パッシブデザインとは

 

パッシブデザインは風・太陽光・地熱などのさまざまな自然エネルギーを上手に利用できるように設計することを意味します。

 

 

 

出典:LIXIL スーパーウォール

 

設計思想の根底には、少ないエネルギーで快適な室内空間をつくることがありますので、自然環境を考えた設計だけではなく、そもそもの躯体性能(断熱性能等)を向上することも含まれて語られることが多くあります。

 

パッシブハウスとパッシブデザインは異なることを正しく理解しよう

 

ここまで読み進めてもらえればパッシブハウスとパッシブデザインは全く異なるものであることが理解できると思います。

 

パッシブハウス

→ 高い省エネ性能が確保した住宅の認定制度のひとつ

 

パッシブデザイン

→ 自然環境を有効利用した設計手法

 

となります。

 

紛らわしいのは、パッシブデザインを用いて設計された建物を「パッシブハウス」と表記しているケースが存在する点です。

 

正確な言葉の定義から考えると間違いであることは明白なのですが、使用不可かというとそこまでは断言できないと思われます。

パッシブデザインハウス → パッシブハウス と略しているとも言えるからです。

 

パッシブハウス、パッシブデザイン共に素晴らしい考え方であることは間違いありません。ご自身の家づくりにて採用される際には誤用に注意していただければと思います。

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