- 2020/07/12
家づくりで省エネをお考えの方へ!新しい基準とは?
省エネ住宅に関心のある方はいらっしゃいませんか。
実は、省エネ住宅について新しい基準が設けられたのをご存知でしょうか。
今回の記事では、省エネ住宅のメリットと2020年からの省エネ基準についてご説明します。
□省エネ住宅のメリット
太陽光などを利用して、住居から生じるエネルギー消費量を抑えることを目指す住宅を「省エネ住宅」と呼びます。
断熱性能・気密性能・日射遮蔽性能により空調の効率を高め、空調に頼りすぎることなく、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるというのが特徴です。
省エネ住宅にすることで、住環境として快適であること以外にも様々な面で私たちの暮らしが豊かになります。
1つ目のメリットは光熱費を抑えられることです。
断熱性を高めることで、空調の効きが良くなります。
そのため、少ないエネルギーで冷暖房の温度調節を行うことが可能です。
2つ目のメリットは、補助金や税制優遇を受けられることです。
現在、省エネ住宅の建築を支援する補助金や助成制度が多く設けられています。
リフォームやリノベーションに使える制度もたくさんあるのです。
例えば、2019年度に実施された主な補助金や助成制度では、国土交通省による次世代住宅ポイント制度、環境省によるZEH支援事業、住宅金融支援機構によるフラット35Sなどが挙げられます。
その他にも、環境省による、高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業や、経済産業省による、次世代省エネ建材支援事業などもあります。
このように、省エネ住宅に関連する制度は数多くあるのです。
所得税や固定資産税の控除などを受けるための条件のひとつに省エネが含まれていますので、まずは制度を調べてみましょう。
□2020年からの省エネ基準とZEH(ゼッチ)とは
日本の住宅の省エネ基準は、1980年に初めて設けられて以来、改正を重ねて強化されてきました。
特に1999年の改正は全面的な見直しを伴っており、「次世代省エネルギー基準」と呼ばれていました。
そして、東日本大震災の後、2013年に新たに導入された基準が「改正省エネルギー基準」です。
これまでの基準は、義務ではなく目安でした。
しかし、改正後の省エネ基準は、2020年に全ての新築住宅を対象に義務化することが予定されています。
住宅の省エネルギー化を進めている政府が目指しているのは、新しい住宅のスタイルである「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」です。
ZEHとは、自宅でエネルギーを作り、エネルギーの自給自足を実現することです。
2020年からは標準的な新築住宅でZEHを実現させ、さらに2030年からは新築住宅の平均で「ゼロエネルギー化」の実現を目指しています。
□まとめ
今回の記事では省エネ住宅のメリットについてと、2020年からの省エネ基準やZEHについてご説明しました。
当社では、住宅の基本性能にこだわり、高断熱パネル工法による高気密高断熱のゼロエネルギー住宅を提供しています。
家づくりで省エネを目指されている方はお気軽にご相談ください。