- 2021/04/26
家づくりの際は日当たりについて考えることが重要!詳しくご紹介します!
家づくりでは、多くの方が間取りの検討に時間をかけられます。
その際は、快適な暮らしを実現するために、日当たりについて考えることが重要です。
そこで今回は、家づくりの際に考えておきたい日当たりについてご紹介します。
□日当たりの向きについて
住宅での暮らしの質を高めるためには、日当たりについて考えておくことが重要です。
ここでは、日当たりの向きごとの特徴をご紹介します。
まず、南向きの家について解説します。
南向きの家は1日中日当たりが安定しており、最も明るくなりやすい方向と言えます。
日が当たる時間が長いため、洗濯物が乾きやすいというメリットも存在します。
ただ、日当たりが良いということは、紫外線に弱いものが劣化してしまう恐れがあります。
具体的には、フローリングや家具が日焼けしやすいといったことが挙げられます。
また、夏に室温が高くなりやすいというデメリットもあるため、注意しましょう。
次に、東向きの家です。
東向きの家は午前中の日当たりが良くなりやすいです。
一方で、昼過ぎには薄暗くなってきます。
直射日光が入りにくいため、室温が上がりにくいことはメリットですが、夜に部屋が冷えやすいということはデメリットと言えるでしょう。
その次に、西向きの家です。
こちらは「西日」と言われる、強い日差しがよく入る方角です。
一方で、朝方は薄暗くなりやすいです。
最後に北向きの家です。
最も日当たりが悪くなりやすく、直接日差しが入りにくい方角になります。
部屋が暗くなりやすかったり、室温が上がりづらくなったりというデメリットがあります。
しかし、夏場は涼しくなったり、紫外線の心配をする必要がなくなったりというメリットが存在します。
このようにそれぞれの方角に特徴があるため、自分に合った方角を選ぶようにしましょう。
□日当たりが悪い場合の対処法
日当たりはなるべく良くしたいものですが、立地や周辺環境の影響で、どうしてもあまり良くない場合がありますよね。
その際の対処法についてご紹介します。
まず、間取りを工夫しましょう。
吹き抜けや天窓を設置することで、上の階から太陽の光を取り入れられます。
日当たりが悪い場合は、このような間取りの工夫をすることで、改善できることがあります。
次に、庭やベランダでの対策が挙げられます。
光を反射しやすい玉砂利や白砂などを庭やベランダに敷き詰めることで、太陽の光を反射させて家の中に取り込むことが可能です。
この方法は、直接光を取り込むよりも柔らかな光になりますので、落ち着いた雰囲気を演出できるのがメリットです。
□まとめ
今回は、家づくりの際に考えておきたい日当たりについてご紹介しました。
一般的に、日当たりの良い土地を選ぶことが推奨されていますが、暮らし方によって日当たりについて考えるようにしてみてくださいね。
本記事が、家づくりをお考えの方の参考になれば幸いです。