これから長い付き合いになる我が家を建てるときに考えたいのが、家を長持ちさせる方法ですよね。
家の寿命には、実は断熱材が大きく影響しています。

この記事では、長持ちする家における断熱材の役割と、3つの断熱材の注意点についてご紹介します。

□長持ちする家の鍵は断熱材！

なぜ断熱材で住宅の寿命が延びるのでしょうか。

住宅に隙間がないと、外部の湿気を含んだ空気を中に取り込むことがなくなります。
そして隙間が減れば換気もより盛んに行われるようになるので、湿った空気が中で滞留することもなく結露を防げます。

結露が起きると、壁の中などのにカビが発生しまいます。
結露を防ぐことで、カビの発生を防げます。

断熱材には、外気の熱を遮断し、家の中の保温効果を高める効果があります。
断熱性能が高いことで冷暖房の効率は上がりますし、各部屋間の温度差も少なくなり光熱費を抑えられます。

また、断熱性だけでなく気密性も高めると、家の隙間が小さくなれば熱が伝わるのを防げるため、さらなる断熱効果が期待できます。

さらに、隙間がないことで外部からの湿気の侵入はもちろん、室内からの音漏れ防止にも効果があります。

光熱費を抑えられるという点に加え、健康面においてより重要なメリットもあります。

それは、ヒートショックが起きにくくなるという効果です。

ヒートショックとは、各部屋の間の温度差で起きる症状で、日本でもたくさんの人が亡くなっています。
ヒートショックを防ぐためには、断熱性、気密性を高め、住宅の中の温度を一定にすることが大切です。

□断熱材の種類と注意点とは

当社では、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォームの断熱材を使用しています。

硬質ウレタンフォームとは、小さな泡の集合体のような見た目で、この小さな硬い泡は、1つ1つが独立した気泡になっており、この中に熱を伝えにくいガスが封じ込められています。
このおかげで、経済的で優れた断熱性があります。

また、自己接着性があるので、複雑な構造物に対しても隙間の無い連続した断熱層を作れます。

次に、フェノールフォームです。

これは、特殊なフェノール樹脂に、硬化剤や発泡剤などを配合し、板状にした断熱材です。

また、高い断熱性だけでなく、材料が樹脂であるので、水や湿気にも強いです。

□まとめ

断熱材は住宅の生命線であること、3つの断熱材にはそれぞれの特性があることが分かります。

長持ちする安心の住宅づくりを行いたい方は、ぜひ当社にお任せください。