- 2020/07/04
エコな家を建てるには?エネルギー消費の低い家を建てましょう!
省エネでエコなお家に住みたいという方はいらっしゃいませんか。
エコな家とはどのような家なのか、具体的にイメージできていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、消費エネルギーを減らせる省エネ住宅について解説します。
□消費エネルギーを減らせるエコな家
冷房や暖房などによる消費エネルギーに配慮した家のことを、省エネ住宅と呼びます。
消費エネルギーの削減のためには、壁や床や天井に断熱材を入れたり、窓やドアを断熱性能や気密性能の高いものにしたりします。
これらによって、室内外の熱の出入りを減らせるのです。
冷房や暖房による二酸化炭素の排出量を減らせば、地球温暖化の防止に貢献できるだけでなく、光熱費を抑えられるため、家計にも優しいというメリットがあります。
また、次世代省エネルギー基準によって、省エネ性能の基準が定められています。
省エネな家を建てる際は、この基準を目安にすると良いでしょう。
□省エネ住宅の特徴や住宅の省エネルギー基準とは
省エネ住宅は、ただエネルギー消費を抑えているだけではありません。
省エネ住宅では、断熱と日射遮蔽が可能になります。
そのため、夏は室外からの熱気の侵入を防ぎ、涼しい家をキープできます。
さらに、小さなエアコンでも効きが良いため、朝や夕方に風通しの良い家を実現できます。
一方で、冬は室内の暖かい空気を漏らすことなく、屋内のどの場所でも均一な温度を保てます。
また、北に面するお風呂やトイレも寒くなく、結露も防げます。
つまり、省エネ住宅を採用すれば、快適な住宅を実現できるのです。
また、住宅には、省エネルギー基準が設けられています。
省エネルギー基準とは、1980年の省エネ法制定に伴い整備され、法改正の度に強化されている努力義務基準です。
一定の基準値以上の断熱機能や日射遮蔽性能が省エネ性能として求められています。
断熱性や気密性などの建物の省エネ性能だけでなく、住宅全体で消費するエネルギー量に対しての基準が2013年に改正されました。
また、2030年には新築住宅の建築基準を「ネット・ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)」とすることを目標しています。
この基準では、太陽光発電などで作り出すエネルギー量と住宅内で消費するエネルギー量の相殺が年間でおおむね0となる住宅を目指しています。
□まとめ
今回の記事では、省エネ住宅についてご紹介しました。
当社は、省エネだけに頼るのではなく、周囲の環境を考えながら、お住まいの地域の自然を生かすための工夫を随所に取り入れた家づくりをしております。
自然の良さを生かしたエコな住宅をご希望の方はお気軽にご相談ください。