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columnコラム

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2023/12/12

ハザードマップで見る、長野県軽井沢町の水害リスクや地盤が強い土地、弱い土地は?注文住宅を建てる際の土地選びのポイント

 

 

ポイントと書かれた紙

 

 

近年は災害の激甚化が進み、特に水害被害は毎年のように発生しています。別荘地として有名な軽井沢で注文住宅を建てる場合でも、水害の危険性も考慮しておいた方が良いでしょう。

 

この記事では、軽井沢町のハザードマップを見ながら、水害などに強い土地選びのポイントを紹介します。軽井沢でマイホーム建築を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

軽井沢のハザードマップから見る災害

 

ハザードマップ、防災地図のイラスト

 

 

まずは軽井沢町で起こりうる水害、土砂崩れ、液状化などの災害について見ていきましょう。

 

軽井沢町で水害が起こりやすい場所

 

長野県の公表する洪水浸水想定区域図を基に、軽井沢町独自の「洪水ハザードマップ(仮称)」を2023年度に作成すると公表しています。2023年10月時点では公開に至っていないため、この記事では長野県佐久建設事務所が公表している洪水浸水想定区域図を参考に、軽井沢町の水害状況について紹介します。

 

軽井沢町を流れる主な河川は、次の5系統です。

 

・湯川(ダム上流)

・濁川

・泥川・矢ヶ崎川・精進場川

・茂沢川

・発知川

 

近年、軽井沢町で大規模な水害は発生していませんが、1907年(明治40年)の湯川大洪水、1982年(昭和57年)の台風10号による床上浸水など、水害に無縁な土地という訳ではありません。

 

泥川・矢ヶ崎川・精進場川流域では広範囲に渡る浸水も想定されていますから、土地を購入する場合はハザードマップを確認した方が良いでしょう。

 

参考元:軽井沢町「長野県が管理する河川の想定最大規模の洪水浸水想定区域図について」
参考元:長野県「佐久建設事務所」

 

軽井沢町で土砂崩れの起こりやすい場所

 

軽井沢町では、独自の「土砂災害防災マップ」を発表しています。浅間サンライン沿いの「三ツ石エリア」や、日当たりの良い南斜面が人気の「大日向エリア」にも土砂災害警戒区域があるため、土地選びの際には注意してください。(ちなみに、宅地建物取引業者から土地を購入する場合、土砂災害警戒区域に該当することは重要事項説明としてもらえます。)

 

近年でも2019年の台風19号災害の際に、土砂災害警戒情報が発令されました。小規模な土砂崩れはたびたび発生していますので、油断せずに備えておきましょう。

 

参考元:土砂災害防災マップ

 

軽井沢町で液状化が起こりやすい場所はあるの

 

液状化による地盤沈下で沈んでしまった住宅イラスト

 

 

大地震の際に「液状化現象が発生した」と報道されることがあります。液状化の仕組みについて、ご存知の方は多くないかもしれません。液状化はその名のとおり、地盤が液体のようになってしまうことです。

 

サイズ・成分が揃った砂が地下水で満たされている地盤では、揺れによって砂粒子が動き、砂が地下水に浮いた状態になります。この状態になると建物は地盤に沈んでしまうため、住宅は大きなダメージを受けることになるのです。

 

液状化は「砂丘の縁」や「埋立地(盛土)」で起こりやすく、「粘性土地盤」や「砂礫地盤」では起こりづらいと言われています。

 

軽井沢で液状化による大きな被害が観測されたことはありませんが、「長野盆地西縁断層帯の地震」や「糸魚川-静岡構造線断層帯の地震」が発生した際には液状化が多数発生する可能性もあると警戒されています。液状化について不安な場合は、土地探しのタイミングから盛土造成地は避けるよう心がけましょう。

 

参考元:軽井沢町「軽井沢土砂災害防災マップ」

参考元:軽井沢町「災害履歴」

参考元:軽井沢町「耐震改修促進」

 

軽井沢で災害時に受けられる保険/保証

 

旧軽井沢銀座

 

 

軽井沢町で災害時に受けられる保険/保証について、2023年10月時点では公表されていません。長野県内の他地域の事例を見ると、災害発生時には何らかの制度が設けられる可能性はあります。自分で備えるためにも、マイホームを建てたら火災保険に必ず加入するようにしましょう。

 

注文住宅を建てるべき安全なエリア

 

地図上のピン

 

 

ここまで紹介した軽井沢での水害・土砂災害ハザードマップを参考に注文住宅を建てる場合、次のエリアがオススメです。

 

・追分

・古宿

・つくしヶ丘

 

これらは中軽井沢エリア(中軽井沢駅周辺)と追分エリア(信濃追分駅周辺)にあるエリアです。旧軽井沢エリア(軽井沢駅周辺)にも災害に強い場所はありますが、別荘地でもあることから土地価格は高騰しがちです。土地取得費用を抑えたい場合は、なるべく軽井沢の西側(御代田町側)に近いエリアを選びましょう。

 

追分

 

国道18号と浅間サンラインが分岐するエリアが、追分エリアです。かつては中山道と北国街道が分岐する宿場町でもありました。

 

追分エリアは土砂災害警戒区域に入っておらず、湯川からも離れています。御代田町に近いエリアなので、比較的土地価格を抑えられることもポイントです。

 

古宿

 

古宿は中軽井沢の西側に位置するエリアです。中軽井沢駅の南側には浸水想定エリアもありますが、古宿エリアは水害・土砂災害どちらのリスクも比較的低いと考えられています。軽井沢町の二次避難場所である軽井沢中部中学校が近いことも、安心材料の1つです。

 

つくしヶ丘

 

つくしヶ丘は、追分と古宿の間に位置するエリアです。国道18号線沿いのエリアで、水害・土砂災害どちらの被害想定エリアにも入っていません。

 

参考元:軽井沢町「軽井沢土砂災害防災マップ」

参考元:軽井沢町「軽井沢町住所地番の概略」

 

家づくりでの水害対策

 

大きな窓が特徴的な白と黒の外観

 

 

住宅の水害対策としては、次の3つを意識することがポイントです。

 

・ハザードマップを必ず確認

・高床構造(ピロティ)

・敷地地盤のかさ上げ(盛土)

 

全てを満たすことは難しいかもしれませんが、工務店等家づくりのプロに相談してみることをオススメします。

 

ハザードマップを必ず確認する

 

土地選びの際は、自治体の公表しているハザードマップを必ず確認しましょう。軽井沢で土地を買う際は、町独自の「土砂災害防災マップ」及び長野県佐久建設事務所が公表している「洪水浸水想定区域図」を参照することをオススメします。

 

2023年度には軽井沢町独自の「洪水ハザードマップ(仮称)」も公表される予定ですので、軽井沢町のホームページを定期的に確認してみてください。

 

参考元:土砂災害防災マップ

 

高床構造(ピロティ)

 

洪水の際に住宅部分の損害を最小限に抑えるために、高床構造を採用することも一つの選択肢です。基礎を高くすることで、洪水による床上浸水のリスクを軽減できます。ピロティ構造を採用し、地下部分を車庫として利用しても良いでしょう。

 

ただし、ピロティ構造は地震には弱い一面があることには留意してください。高床構造を採用するかどうかは、工務店と相談してから決めた方が安心です。

 

敷地地盤のかさ上げ(盛土)

 

土地を買うのではなく、既に所有している土地や親から継いだ土地などで、マイホームを建てることもあるでしょう。もしもその土地が浸水リスクのあるエリアに位置している場合、地盤を高くするための盛土や擁壁を設置することも水害対策になります。

 

ただし、盛土が沈下しないように、しっかりと地盤改良を行うことが重要です。

 

軽井沢町で注文住宅を建てるならトモノへ相談

 

畳の小上がりがある木目調のLDK

 

 

軽井沢町は避暑地として有名ですので、憧れている方も多いかもしれません。寒さ対策はもちろんですが、この記事で紹介したとおり水害・土砂災害への対策も忘れずに行いましょう。これから土地を取得する場合は、ハザードマップを参照して安全なエリアを選ぶことが重要です。

 

トモノでは、一戸建て注文住宅を建てる方の土地探しもお手伝いしています。軽井沢の中で災害に強いエリア・一戸建て住宅での災害対策方法など、分からないことがあればお気軽にご相談ください。

 

>>災害に強く快適に暮らせる安⼼の住まいづくりについてはこちら

 

 

 

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行

一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師

住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。

 

 

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