2024/01/22
長野県軽井沢町に住むなら知っておきたい子育て支援制度とは?助成金の内容や手続き方法を紹介
長野県にある軽井沢町は美しい自然に囲まれており、夏を快適に過ごせる避暑地として有名なエリアです。人口約2万人の小さな町ですが、商業施設や遊び場スポットが充実しており、都心部の喧騒を離れて落ち着いた環境で子育てをしたい人におすすめのエリアです。
今回は、軽井沢町の子育て支援制度や助成金をご紹介しますので、マイホームに適した土地探しをしている方はぜひ最後までご覧ください。
軽井沢町の特徴
避暑地として有名な軽井沢町は、長野県の東端に位置する人口約2万人の町です。浅間山の南東の標高900~1,000m地点にあることから、年間の平均気温は約9度前後の冷涼な気候です。夏季の平均気温は約20度前後で真夏でも過ごしやすいですが、冬季は氷点下10度を下回る冷え込みが厳しい日もあります。
中山道の宿場町として発展してきた歴史を持つ軽井沢町は古くから交通の要衝としても知られており、現在は上信越自動車道と首都圏中央連絡自動車道が整備されて、首都圏や北陸圏に加えて成田方面や神奈川方面と高速道路で結ばれています。鉄道は軽井沢駅から東京駅まで約1時間でアクセスできる北陸新幹線と、上田市・長野市方面を結ぶしなの鉄道が通っており、近隣市町への移動に便利です。
観光の町である軽井沢町は商業施設も充実しています。軽井沢駅のすぐ近くには200以上の店舗が入居する「軽井沢プリンスショッピングプラザ」があり、有名ブランドのアウトレット品をはじめ、スポーツ・アウトドア・キッズブランドの衣料品などが販売されています。
地元スーパーの「ツルヤ軽井沢店」や「デリシア軽井沢店」では、信州産の高品質な生鮮食品やジャム、ジュースなどが購入できます。ドラッグストアは「ツルハドラッグ軽井沢店」や「ココカラファイン軽井沢店」などが町の各所で営業しており、赤ちゃん用の紙おむつやミルクなどを切らしたときでも買い物に困ることはありません。
親子に人気の遊び場スポットもたくさんあり、「軽井沢風越公園」にはグラウンドや体育館、屋内プール、アイススケートリンクなどの各種運動施設がそろっており、軽井沢町民は割引料金で利用できます。「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」ではドイツの伝統的な木工おもちゃや知育玩具を展示しており、子どもの知的好奇心を養うことができます。
軽井沢町は人口減少・少子高齢化対策の一環として「多子世帯保育料補助金」などの子育て支援制度を実施しており、子育て世帯が安心して暮らせる町といえるでしょう。
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長野県軽井沢町の子育て支援制度
子育て世帯が家を建てるなら、自分たちが住むことになる自治体でどのような子育て支援が受けられるか気になるものです。ここからは長野県軽井沢町の子育て支援制度を紹介します。(2023年11月現在)
ながの子育て家庭優待パスポート事業
軽井沢町は、「ながの子ども・子育て応援県民会議」と連携・協働し、子育て家庭が買い物などの際にカードを提示すれば、割引などの各種サービスを受けられる『ながの子育て家庭優待パスポート事業』を実施しています。
18歳未満の子ども(18歳に達する年度の3月末まで)が1人以上いる世帯に、パスポートカードを発行します。(3人以上いる世帯には多子世帯応援プレミアムパスポートカードを発行)
子育て支援センター「るるぱる」
子育て支援センターは、未就学のお子さんとその保護者が子どもを遊ばせながら親子同士の交流や子育てに関する相談、情報交換などが気軽にできる場所で、各種イベントも毎月開催しています。
利用方法
利用できる人
・町内に住所がある未就学児とその保護者(里帰り中の方も利用できます)
・乳幼児の福祉増進事業に従事するもの
・子育てサークル
利用時間:9時30分 ~ 16時(12時~13時 昼時間)
休所日:日曜日・祝日・年末年始(12月28日~1月4日)
利用料:無料
長野県軽井沢町の手当・助成制度
家を建てるのは人生の中でも大きな買い物ですが、その後の子育てにかかる教育費や医療費も子育て世帯にとっては大きな負担です。次は長野県軽井沢町で申請できる手当や助成制度を紹介します。(2023年11月現在)
幼稚園、保育所、認定こども園等の無償化
幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料を無償化する制度です。幼稚園、保育所、認定こども園などに通う満3歳から5歳までの子どもと住民税非課税世帯の0歳から2歳までの子どもの保育料が無料になります。
軽井沢町の保育料は児童と同一世帯、同一生計の父母等の町民税所得割額によって7階層に分かれています。
福祉医療費給付金制度
健康保険に加入している妊産婦と子ども(18歳の年度末まで)が医療機関を受診した際に、医療費の自己負担額を助成する制度です。助成を受けるためには、市役所に受給者証の交付手続きを行う必要があります。
長野県内の医療機関を受診する際に健康保険証と受給者証を提示すると、1医療機関あたり月額500円の自己負担で受診できます。
多子世帯保育料補助金
軽井沢町では、子育て支援を推進し多子世帯の経済的負担を軽減するため、第3子以降の保育料に対し1ヶ月6,000円を限度に補助を行っています。(100円未満の端数があるときは切り捨てた額)
手続きなどの資料は、軽井沢町のWebサイト「軽井沢町多子世帯保育料補助のご案内」ページからダウンロードできます。
幼児2人同乗用自転車購入費補助
軽井沢町では、子育て支援対策に関する事業の一環として幼児2人同乗用自転車を購入される方に購入費の2分の1以内(50,000円を限度)で補助しています。
・補助金額:購入費の2分の1以内(補助限度額50,000円)
・補助基準:6歳未満の児童が2人以上いる家庭
手続きなどの資料は、軽井沢町のWebサイト「軽井沢町幼児2人同乗用自転車購入費補助のご案内」ページからダウンロードできます。
参考元:軽井沢町「軽井沢町幼児2人同乗用自転車購入費補助のご案内」
出産祝金
軽井沢町では、新生児の誕生を祝福し次世代を担う児童の成長を願うとともに、子育て家庭の経済的負担の軽減を図るため出産祝金を支給しています。
支給金額
第1・2子:50,000円
第3子:80,000円
第4子以降:150,000円
支給要件
出産の際、母親が引き続き6か月以上町に住所を有する方。(出産の際、引き続き町に住所を有する期間が6か月に満たない方は、町に住所を有することとなった日から6か月以上経過したのちに支給する。)
申請方法
申請場所:こども教育課 児童係
必要なもの:振込口座のわかるもの
申請書などの資料は、軽井沢町のWebサイト「出産祝金について」ページからダウンロードできます。
長野県軽井沢町で注文住宅をご検討中の方はトモノにご相談ください!
長野県軽井沢町は夏を快適に過ごせる避暑地として有名なエリアです。人口減少・少子高齢化対策の一環として、手当や子育て支援制度も充実しており、子育て世帯がマイホームを建てるのにおすすめのエリアです。夏と冬の寒暖差が大きいため、家づくりを検討する際は断熱性と気密性を考慮すると良いでしょう。
トモノは長野県軽井沢町エリアで子育てに適した家づくりを提案しています。住まいに関する無料相談も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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