2023/12/25
長野県南佐久郡佐久穂町に住むなら知っておきたい子育て支援制度とは?助成金の内容や手続き方法を紹介
長野県にある南佐久郡佐久穂町は、西は北八ヶ岳や八千穂高原、東は茂来山や古谷渓谷、そして町の中心を千曲川が流れる自然豊かなエリアです。地盤が強固で自然災害が少なく、2018年4月には中部横断自動車道のインターチェンジが開通するなど、利便性の高い田舎暮らしができます。
今回は、南佐久郡佐久穂町の子育て支援制度や助成金をご紹介しますので、マイホームに適した土地探しをしている方はぜひ最後までご覧ください。
南佐久郡佐久穂町の特徴
佐久穂町は、長野県の東部にある南佐久郡の北部に位置しています。西には白樺の森で有名な八千穂高原があり、町の中央を千曲川が流れる自然豊かな町です。標高800mの高地にあるため朝と夜の寒暖差は大きいですが、晴天率の高さ・豊富な水・冷涼で寒暖差のある気候を生かして、野菜や果物・花の栽培が盛んなエリアとして有名です。年間の降水量が少なく、夏は涼しくて過ごしやすい環境です。
佐久穂町にはJR小海線が走っており、佐久穂町役場佐久庁舎や商業施設へのアクセスに便利な羽黒下駅などがあります。東京へのアクセスも良好で、車なら約2時間半、電車なら約2時間と日帰りも可能です。
国道141号線沿いには商業施設「ショッピングパーク・ラーチ」があり、中にはスーパーマーケット「ツルヤ佐久穂店」やファミリーレストラン、ハンバーガーショップなどが並んでいます。近くには「まちの駅 佐久穂町農産物直売所」や「カインズ佐久町店」、「業務スーパー ユーパレット南佐久店」などもあり買い物に便利です。
町の西にはハイキングコースが整備された「八千穂高原自然園」があり、色とりどりの草花や野鳥のさえずりを楽しめます。周辺には「駒出池キャンプ場」や「八千穂高原スキー場」があるので、夏も冬もアウトドアやレジャーを満喫することができます。
町内には保育園や幼稚園、小中一貫教育校などの教育施設があり、子育て支援制度も充実しているので、子育てファミリーにとっても住みやすい町と言えるでしょう。
参考元:佐久穂町移住・定住サイト さくほde暮らす「さくほ町ってこんなとこ」
>>佐久穂町の住みやすさは?都心へのアクセスや注文住宅を建てるおすすめスポット5選
>>佐久穂町ではこんなに補助金が受けられる!佐久穂町の支援制度を徹底解説
南佐久郡佐久穂町の子育て支援制度
子育て世帯が家を建てるなら、自分たちが住むことになる自治体でどのような子育て支援が受けられるか気になるものです。ここからは南佐久郡佐久穂町の子育て支援制度を紹介します。(2023年11月現在)
産前産後家事支援事業
妊産婦の方が安心して出産や子育てを行えるように、佐久穂町では家事代行サービス業を利用した際に支払った費用の一部の助成をしています。
対象となる方
佐久穂町の町民であり、妊娠中または満1歳未満の子どもを養育する方で
・家族から十分な援助が受けられない方
・体調不良により、家事が困難な方
助成額及び支払い方法
・家事代行業者へ支払った費用のうち1/2以内で3,000円が上限
・利用回数は年12回まで
・佐久穂町産前産後家事支援助成金請求書に領収書を添えて、教育委員会こども課へ提出する。
ながの子育て家庭優待パスポート事業
佐久穂町は、「ながの子ども・子育て応援県民会議」と連携・協働し、子育て家庭が買い物などの際にカードを提示すれば割引などの各種サービスを受けられる『ながの子育て家庭優待パスポート事業』を実施しています。
18歳未満の子ども(18歳に達する年度の3月末まで)が1人以上いる世帯にパスポートカードを発行します。(3人以上いる世帯には多子世帯応援プレミアムパスポートカードを発行)
南佐久郡佐久穂町の手当・助成制度
家を建てるのは人生の中でも大きな買い物ですが、その後の子育てにかかる教育費や医療費も子育て世帯にとっては大きな負担です。次は南佐久郡佐久穂町で申請できる手当や医療費助成制度を紹介します。(2023年11月現在)
幼稚園、保育所、認定こども園等の無償化
幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料を無償化する制度です。幼稚園、保育所、認定こども園などに通う満3歳から5歳までの子どもと住民税非課税世帯の0歳から2歳までの子どもの保育料が無料になります。なお、佐久穂町独自の支援施策として、町立保育所を利用し町内に住民票がある方については、年収360万円以上の世帯を含め、3歳以上の全ての子どもたちの副食費を免除してくれます。
佐久穂町の保育料は児童と同一世帯、同一生計の父母等の町民税所得割額によって11階層に分かれています。
私立幼稚園就園奨励費補助金
佐久穂町では私立幼稚園に3歳児、4歳児、5歳児を通園させている家庭の入園料・保育料等の負担の軽減を図る措置を講じています。
対象となる範囲
・佐久穂町に居住し、私立幼稚園に3歳児、4歳児、5歳児を通園させている家庭で、生活保護世帯、申請する年度に納入する町民税が非課税又は所得割が非課税世帯、並びに所得割課税額が条例で規定した額以下となる世帯。
・補助対象経費は入園料および保育料で、補助額は国で定める補助限度相当額(第1子の場合、年間57,500円~141,900円)。
申請方法
毎年5月中に各幼稚園から配布される「保育料等減免措置に関する調書」および必要な書類(世帯全員分)と住民票謄本(世帯全体のもの)を当該幼稚園に提出する。
福祉医療費給付金制度
健康保険に加入している妊産婦と子ども(18歳の年度末まで)が医療機関を受診した際に、医療費の自己負担額を助成する制度です。助成を受けるためには、市役所に受給者証の交付手続きを行う必要があります。
長野県内の医療機関を受診する際に健康保険証と受給者証を提示すると、1医療機関あたり月額500円の自己負担で受診できます。
出産祝金
佐久穂町では、少子対策および若者定住化対策として人口増加を図るため出産時にお祝い金を支給しています。
支給金額
第1・2子:50,000円
第3子以降:100,000円
支給要件
・出生時において、両親またはその一方が佐久穂町の住民票に記載されていること。
・出生児が佐久穂町の住民票に記載されていること。
・里帰り出産などにより一時的に住民票を異動している場合などは支給されない。
申請方法
出生届の届出の際に窓口で渡される「出生祝金支給申請書」に必要事項を記入して提出する。その際には印鑑(認め印)が必要。
長野県南佐久郡佐久穂町で注文住宅をご検討中の方はトモノにご相談ください!
長野県南佐久郡佐久穂町は豊かな自然に恵まれた、子育てサポートが充実した暮らしやすい町です。夏と冬の寒暖差が大きいため、家づくりを検討する際は断熱性と気密性を考慮すると良いでしょう。
トモノは長野県南佐久郡佐久穂町エリアで子育てに適した家づくりを提案しています。住まいに関する無料相談も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
>>佐久穂町での理想の暮らしを叶える、トモノの家づくりについてはこちら
【関連記事】
>>佐久市の住みやすさは?都心へのアクセスや注文住宅を建てるおすすめスポット5選
>>佐久市の気候を徹底解説!佐久市の寒さでも耐えられる家づくりのポイントとは
>>軽井沢町の土地価格は? 地価推移や今後の予想と平屋に合う土地を検討するときのポイントを紹介
>>軽井沢町の住みやすさは?都心へのアクセスや注文住宅を建てるおすすめスポット5選
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
* * * * * * * * * * *
長野県 北信 東信地域・長野市・上田市・東御市・小諸市・佐久市・軽井沢町で設計士とつくる注文住宅 新築一戸建て デザイン住宅 は住宅会社・工務店のトモノにご相談ください。