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columnコラム

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2024/05/31

長期優良住宅で後悔しないために!基準やメリット・デメリットについて解説。佐久市周辺で家を建てるときのポイントも

大きな窓のある白とグレーの家

 

注文住宅を建てるとき、長く快適に暮らしたいと思う方は多いはず。今回は「長期優良住宅」について、基準やメリット・デメリットなどを解説します。佐久市周辺で長期優良住宅を建てるときの基準についても触れていますので参考にしてみてください。

 

長期優良住宅とは

 

長期優良住宅とは「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅」のこと。従来の「つくっては壊す家」ではなく、「いいものを作り、手入れをしながら長く住み、次世代に住み継げる家」にすることを目的として作られた制度です。

国土交通省の2023年6月の発表では、新築戸建ての着工戸数のうち約3割が長期優良住宅に認定されています。

 

参考元:国土交通省「住宅:長期優良住宅のページ」

参考元:国土交通省「報道発表資料:長期優良住宅の認定状況について」

 

【新築の場合】長期優良住宅の認定基準

 

積み木の家と長期優良住宅のパンフレット

 

 

 

長期優良住宅として認定を受けるには、構造や災害への対策などについて、いくつかの基準を満たさなければなりません。

ここからは新築戸建ての住宅における認定基準について詳しく見ていきましょう。

 

省エネルギー性

 

断熱性能などを高め、冷暖房の負荷等を軽減することが求められます。長期優良住宅に必要な断熱等性能等級は「等級5」、一次エネルギー消費量等級は「等級6」です。

 

劣化対策

 

数世代にわたって居住できるレベルが求められます。構造の種類(木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造)に応じた基準があります。

 

耐震性

 

極めてまれに発生する大きさの地震が起きても、住宅を継続して利用できるよう、損傷レベルの低減を図ることが求められます。

 

>>佐久市の注文住宅に必要な耐震性能とは?地震に強い家づくりを解説します

 

維持管理・更新の容易性

 

配管設備は耐用年数が短いため、そのメンテナンスや定期点検がしやすいよう、必要な措置を講じなければなりません。

 

居住環境

 

良好な景観の形成に配慮するため、地区計画や景観計画などの区域内にある場合は、それらの内容との調和を図ることが必要です。

 

住戸面積

 

良好な居住水準の確保のために必要な規模を有することが求められます。

 

維持保全計画

 

住宅を長く使用するため、定期点検や補修などに関する計画を建築時から立てなければなりません。

 

災害配慮

 

災害発生の危険がある地域では、その危険性に応じて被害発生の防止や軽減に配慮する必要があります。

 

長期優良住宅の申請方法

 

長期優良住宅の認定手続きは、施主か住宅メーカーなどの事業者が申請者となり、工事着工前に行います。

まず登録住宅性能評価機関に申請書と図面等の添付書類を提出し、基準をクリアしていると判断されると確認書等が交付されます。

次に所管行政庁の適合審査を受け、審査に合格すれば認定通知書が交付されます。

通常は認定通知書の交付後に着工が開始されますが、申請を着工前に行っていれば、通知書交付前に着工してもOKです。

 

長期優良住宅のメリット

 

メリットとデメリットの比較(メリット)

 

 

 

細かな規定のある長期優良住宅ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

長期にわたって健康に快適に過ごせる

 

劣化対策や耐震性能など各基準を満たすことで、数世代にわたって安心して快適に過ごすことにつながります。

 

たとえば長期優良住宅に必要な断熱等性能等級5は、「ZEH基準」という、生活の中で必要なエネルギーと同量、もしくはそれ以上のエネルギーを太陽光発電などでまかなうことのできるレベルです。少ないエネルギーで室内を夏は涼しく、冬は暖かく保てるため、光熱費の削減につながるだけでなく、ヒートショックの予防になることもメリットです。

 

「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、2025年以降に建てる新築物件は等級4以上の断熱性能が必要になることが決まっていますが、2030年には長期優良住宅の基準と同じ等級5が最低基準となる見込み。家族の健康や将来的な建物の価値などを考えると、より高い断熱性能で新築することを検討してもいいでしょう。

 

住宅ローンの優遇措置がある

 

長期優良住宅の認定を受ければ、住宅ローンの「フラット35S(金利Aプラン)および維持保全型」で、金利が引き下げられます。また、返済期間の上限が50年間である「フラット50」では、返済期間中に住宅を売却しても、借入金利が変わることなく新たな購入者へ住宅ローンを引き継げます。

 

>>佐久市周辺エリアで借入できる住宅ローンの種類は?ローンを組む手順や注意点も解説

 

税の特例措置がある

 

登録免許税の引き下げや不動産取得税の控除額の増額など、さまざまな税で特例措置があります。

固定資産税では税額が2分の1に減額される期間が、一般住宅では新築から3年間のところ、長期優良住宅なら5年に延長されます。

また住宅ローン控除の限度額は、一般住宅の3,000万円から4,500万円に引き上げられます(長期優良住宅に2025年末までに入居した場合)。

 

地震保険料の割引がある

 

耐震性に応じて地震保険料が割引かれます。割引率は耐震等級によって異なり、震度6強から7の大地震でも軽い補修程度で住み続けられるレベルである「耐震等級3」では、割引率が50%です。

 

補助金を受けられる場合も

 

「地域型住宅グリーン化事業」や「ZEH化等支援事業」など、住宅の性能によって補助金を受けられる場合があります。自治体によっては独自の補助金を設けている場合があるので、公式サイトなどをチェックしてみましょう。

 

なお、紹介した減税措置や補助金は年度によって変更されている場合があるため、最新情報をチェックしてください。

 

>>佐久穂町ではこんなに補助金が受けられる!佐久穂町の支援制度を徹底解説

 

長期優良住宅のデメリット

 

メリットとデメリットの比較(デメリット)

 

 

 

長期優良住宅にはデメリットもあります。

 

申請に時間とお金がかかる

 

長期優良住宅の申請は着工前に行います。申請の手続きは所定の手順を踏む必要があり、一般住宅に比べ着工までに時間が必要です。また審査や申請に5万~6万円程度の手数料がかかるほか、申請代行手数料がかかる場合もあります。

 

建設費が割高になる場合がある

 

長期優良住宅には高い性能や対策が求められ、それに適した設計や良質な材料を使用する必要があります。そのため建設費は高くなる傾向です。先に述べた減税措置や補助金などを利用して、どの程度負担が軽減されるのか事前にシミュレーションするといいでしょう。

 

認定されてからも手間が発生する

 

入居してからも維持保全計画にそった点検やメンテナンスが必要です。その状況は記録に残さなければなりません。維持保全を怠ったり、改善命令に違反したりすると、認定の取り消しや補助金等の返還を求められる場合があります。

 

それでも長期優良住宅を建てるべき?

 

長期優良住宅にはメリットが多くあるものの、デメリットもあります。よく検討せずに建てると、費用対効果を感じられず、後悔してしまうことも。将来の生活もイメージして、よく検討しましょう。そのための材料として、長期優良住宅に実績がある工務店や住宅会社に相談し、豊富な知識を得るのもおすすめです。

 

佐久市周辺で長期優良住宅を建てるには

 

指示棒を持つビジネスパーソン男性

 

 

 

ここからは佐久市周辺で長期優良住宅を建てるために必要な条件等を解説します。

 

佐久市周辺の気候は?

 

佐久市や北佐久郡軽井沢町、南佐久郡佐久穂町は、北アルプス、浅間連峰八ヶ岳などの山々に囲まれたエリアです。真夏は最高気温が30度以上になることもありますが、夜は涼しく、昼と夜の寒暖差が大きくなります。そして冬の寒さは厳しく、マイナス10度以下になることも。ただし降水量は年間を通じて少なく、積雪についても30cm以上積もるのはシーズンに数回程度と多くはありません。

日照時間は軽井沢町や佐久穂町では年間2,000時間で首都圏と同程度、佐久市では2,200時間でその長さは全国でもトップクラス。また軽井沢町では霧が多いのも特徴です。

 

地域区分と必要な省エネルギー性能

 

省エネルギー性をあらわす、断熱等性能等級の基準は全国一律ではありません。日本を地域の気候に応じて8つの区分に分け、それぞれに等級の基準値が設けられています。

佐久市、佐久穂町の地域区分は3、北佐久郡軽井沢は2に区分され、長期優良住宅の基準である等級5、そしてさらに厳しい基準であるHEAT20、G2レベルの等級6に必要なUA値は以下の通りです。

 

地域区分

UA値 (W/㎡・K)

等級5(ZEH基準レベル)

等級6(HEAT20 G2レベル)

2(軽井沢町)

0.4

0.28

3(佐久市、佐久穂町)

0.5

0.28

 

断熱性能はUA値で確認でき、数字が小さいほど断熱性能は高くなります。トモノ建設設計事務所では、UA値0.4以下を基本外皮性能に設定しています。

 

参考元:国土交通省「住宅性能表示制度の見直しについて」

 

佐久市周辺で長期優良住宅を建てるなら、高性能住宅に自信のあるトモノ建築設計事務所へ

 

間接照明でライティングされたおしゃれなリビング

 

 

 

トモノ建築設計事務所では、創業以来高性能住宅を作り続けてきました。先述した断熱性能だけでなく、耐震性能や耐久性も長期優良住宅と同等、もしくはそれ以上を基準に家づくりを行っております。また書類集めから建設後の定期点検などサポートも充実。佐久市や北佐久郡軽井沢町、南佐久郡佐久穂町で家づくりをお考えの場合は、ぜひトモノ建築設計事務所へお声がけください。

 

>>断熱性・気密性・耐震性に優れたトモノの高性能住宅についてはこちら

 

 

 

記事監修者:一級建築士 高地 可奈子

工学部建築学科卒業・大学院修了後、建築設計事務所勤務。建築設計事務所では、建築意匠設計、木造構造設計に携わる。その後大手経営コンサルティング会社を経て、現在は設計経験を活かしつつ、商品磨き、新メニューやツールの開発、研修などを通して工務店支援を行っています。

 

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