2025/02/04
小諸市の紹介
小諸市は、長野県の東部に位置する人口約4万2千人の都市です。浅間山の南麓に広がり、雄大な自然と歴史的な街並みが魅力です。冷涼な気候を生かした高原野菜の栽培も盛んで、「日本の美しい歴史風土100選」にも選ばれています。
東御市・御代田町・佐久市・群馬県嬬恋村と隣接しています。
以下、歴史、観光、気候などに分けて詳しく解説します。
歴史
小諸市は古くから交通の要衝として栄えました。戦国時代には武田信玄により小諸城が築かれ、城下町として発展しました。また、江戸時代には中山道の宿場町としても重要な役割を果たしました。特に、岩村田宿と小諸宿が設けられ、旅人や商人が多く訪れました。これらの歴史が現在の小諸市の文化や伝統に大きな影響を与えています。
嶋崎藤村が英語教師として赴任し、「小諸なる古城のほとり」で始まる詩「千曲川旅情の歌」を発表。小諸は「藤村文学の街」としても知られるようになる。
観光
1.小諸城址と懐古園・動物園
小諸城の跡地にある公園で、「懐古園」として知られています。三の門、大手門などの遺構や、動物園、美術館、遊園地などが点在する。春には約300本の桜が咲き乱れ、花見客で賑わう。
2.あぐりの湯小諸
温泉施設で、美しい自然を眺めながらリラックスできます。隣にある布引いちご園の、時間無制限のいちご狩りも人気です。
3.高峰高原
標高2,000mの浅間山を望む絶景スポットで、登山やハイキングなど様々なアクティビティーが楽しめます。
4.小諸市立藤村記念館
島崎藤村の生涯と作品を紹介する文学館。藤村が英語教師として勤務した旧校舎の一部も残る。
5.小諸宿本陣跡・商家資料館
中山道小諸宿の本陣を務めた商家を復元。当時の暮らしぶりを伝える資料を展示。
江戸時代の風情を感じることができる通りで、古い建物が保存されています。
6.小諸高原美術館
現代日本画を中心に、約2000点の作品を収蔵する美術館。
アクセス
東京から約150キロメートル。新幹線と電車で約1時間30分。アクセス抜群のまちです。
鉄道は、しなの鉄道とJR東日本(小海線)があり長野と軽井沢、小諸と小淵沢を結んでいます。それぞれ新幹線の停車駅に接続しています。高速バスは、東京、関西からの直通路線もあり、利便性に優れています。市内には上信越自動車道の小諸インターチェンジと、中部横断自動車道の佐久北インターチェンジがあります。
気候
小諸市の標高は約600メートル~2,000メートルと高地に位置しているため、冬の寒さは厳しく、早朝はマイナス10℃を下回る日もあります。一方で、夏は湿気が少なく過ごしやすい日が多いです。年間を通じて雨の日が少なく、国内でも屈指の晴天率を誇ります。長野県は雪国というイメージをお持ちの方の方もいらっしゃいますが、県内では雪の降る日、降る量ともに少ない地域です。
グルメ
信州そば: 小諸は、そばの産地としても知られる。冷たい「ざるそば」や温かい「かけそば」など、様々な食べ方で味わえる。
りんご: 冷涼な気候で育つりんごは、甘みと酸味のバランスが絶妙。
ワイン: 近年、高品質なワイン産地としても注目されている。ワイナリー巡りも楽しめる。
移住者の方や若者が、古民家を改装したお店をオープンするなど、新しいお店が続々とオープンしています。
イベント
小諸駅前の大手門公園のまちタネ広場や駅前通りなどでは、Bioマルシェや、ふーどまつり、小諸まちなかマルシェなど、様々な地元イベントが定期的に開催されています。
また、桜まつりやChristmasマーケット、こもろ市民祭りのおみこし、約2500人の踊り手が夏の夜に歌いながら踊り歩くドカンショ祭りなど、人気のイベントも多数あります。
上田市から軽井沢町を結ぶ、浅間山連峰の南西斜面を東西に伸びる道の広域農道『浅間サンライン』が通っています。
北に浅間山連峰、南は蓼科山や八ヶ岳連峰を望む好展望地が続きます。
軽井沢町、御代田町のような雰囲気があり、住宅地ではなく景色を楽しみたい移住者にも人気のエリアです。
小諸市移住サイト:こもろ暮らし
小諸市は、歴史と文化、自然が調和した魅力的な観光都市です。ぜひ一度訪れてみてください。
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長野県 北信 東信地域・長野市・上田市・東御市・小諸市・佐久市・軽井沢町で設計士とつくる注文住宅 新築一戸建て デザイン住宅 は住宅会社・工務店のトモノにご相談ください。