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columnコラム

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2025/01/31

家づくりにおける地盤の話

家づくりにおいて、地盤は家の耐久性や安全性を左右する、とても重要な要素です。
地盤が軟弱な場合、不同沈下という現象が起こり、家が傾いたり、壁にひびが入ったりするなどの深刻な被害が生じる可能性があります。

そのため、家を建てる前には必ず地盤調査を行い、その土地の地盤の状態を把握する必要があります。
そして、地盤が軟弱であると判断された場合には、地盤改良工事が必要になります。

以下に、地盤と地盤改良工事について、項目ごとに詳しく解説していきます。

 

 1. 地盤とは?なぜ重要か?

地盤とは、建物を支える土壌や岩石のことです。
地盤は、その土地の地質や形成過程、地下水位などによって、強度や性質が大きく異なります。

家が傾いたり、ひび割れたりする不同沈下は、地盤が建物の重さに耐えきれずに不均一に沈んでしまう現象です。
不同沈下は、地震などの災害時にさらに被害が拡大する可能性もあるため、家を建てる上では、地盤の強さを適切に見極めることが非常に重要になります。

 

地盤の強さを示す指標

地盤の強さを示す指標としては、主に以下の3つが用いられます。

 

地耐力:地盤が単位面積あたりどれだけの重さ(荷重)に耐えられるかを示す指標です。単位は kN/㎡ で表されます。
許容支持力:地盤が安全に支えることのできる荷重を示す指標です。地耐力に安全率を考慮して算出されます。
N値:標準貫入試験という地盤調査方法で得られる数値で、地盤の硬軟や締まり具合の目安となります。

 

 

2. 地盤調査の種類と特徴

地盤調査は、家を建てる予定の土地の地盤の状態を調べるための調査です。
地盤調査にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や費用が異なります。

主な地盤調査方法には、以下のものがあります。

スウェーデン式サウンディング試験

スクリューポイントを地面にねじ込みながら、地盤の硬さを測定する方法です。比較的安価で簡易的な調査方法ですが、得られる情報量は限られます。

 

標準貫入試験

先端にサンプラーを取り付けたロッドを打ち込み、地盤の硬さや土質を調べる方法です。スウェーデン式サウンディング試験よりも詳細な情報が得られますが、費用は高くなります。

 

表面波探査法

人工的に発生させた振動波が地盤を伝わる速度を測定し、地盤の硬さや地層構造を調べる方法です。広範囲の地盤を効率的に調査することができます。

 

 

どの地盤調査方法が適切かは、建物の規模や構造、敷地の状況などを考慮して判断する必要があります。

 

 

3. 地盤改良工事の種類と特徴

 

地盤調査の結果、地盤が軟弱であると判断された場合には、地盤改良工事を行います。
地盤改良工事には、様々な方法があり、それぞれに特徴や費用が異なります。

 

 

主な地盤改良工事には、以下のものがあります。

 

①表層地盤改良工法

比較的浅い層の地盤を改良する方法です。


・土壌混合処理工法

セメント系固化材などを地盤に混ぜて固化させる方法です。

・固化材圧入混合処理工法

特殊な機械を用いて、セメント系固化材を地盤に注入し、攪拌しながら固化させる方法です。

 

➂柱状改良工法

セメント系固化材を地盤に注入し、柱状に固化させる方法です。

 

④鋼管杭工法

鋼製の杭を地盤に打ち込み、建物を支持させる方法です。

 

⑤砕石パイル工法

天然砕石を柱状に地面に詰め込み、地面の強度を高める方法です。近年採用率が上がっています。

 

 

 

4.砕石パイル工法について

砕石パイル工法は、軟弱地盤を改良する工法の一つで、地盤に砕石を柱状に打ち込むことで、地盤を強化し、建物を支える支持力を高めます。メリットとしては…

環境への影響が少ない

砕石は自然素材であり、化学薬品を使わないため、環境への影響が少ないです。このため、環境に配慮した工法として評価されています。

 

排水能力の向上

砕石は水の通りやすい素材であるため、地盤内の排水能力を改善します。これにより、地下水の影響を受けやすい地盤でも水はけを良くし、安定性を向上させます。

 

施工の速さ

砕石パイル工法は比較的簡単な機械設備で施工可能であり、他の改良工法に比べて施工期間が短縮されることが多いです。

 

コストパフォーマンス

砕石という比較的安価な材料を用いるため、他の深層地盤改良工法に比べてコストが抑えられることがあります。ただし、具体的なコストは地盤条件や施工規模に依存します。

 

地震時の効果

砕石によって形成されたパイルは、地盤の液状化を抑制する効果も期待できます。特に地震時に地盤が緩むのを防ぎ、建物の安定性を高めます。

 

補強効果

砕石が荷重を分散する役割を果たすため、地盤の全体的な強度を増大させる効果があります。

 

 

 5. 地盤改良工事にかかる費用

地盤改良工事の費用は、地盤の状態や改良方法、敷地面積などによって大きく異なります。

一般的には、50万円~150万円程度の費用がかかると言われていますが、場合によっては200万円以上かかることもあります。

地盤改良工事は、住宅ローンに組み込むことができる場合もあります。

 

6. まとめ

地盤は、家づくりにおいて非常に重要な要素です。

地盤調査を適切に行い、地盤の状態を把握した上で、必要であれば地盤改良工事を行うことで、不同沈下のリスクを低減し、安全な家を建てることができます。

家づくりの際には、必ず専門家である建築会社や地盤調査会社に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

 

 

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