2024/06/07
北佐久郡軽井沢町で学区を選ぶ時のポイントは?家づくりに適した生活エリアも
子育てまっただ中のご家庭が注文住宅購入を検討する場合、子どもの小学校区や中学校区で土地を選ぶこともあるでしょう。とくに知らない土地の場合、住宅の建築を検討しているエリアの治安や周辺環境について、気になるポイントは多くあります。
この記事では、北佐久郡軽井沢町で学区を選ぶ時や気に入ったエリアで家づくりする時のポイントなどを解説します。北佐久郡軽井沢町周辺で夢のマイホーム建築を検討している方は、参考にしてみてください。
北佐久郡軽井沢町で学区を選ぶ時のポイント!
一般的には、公立の小学校に通っていた子どものほとんどが、公立中学校へ進学します。そのため、中学校区は、その前の段階の小学校区で決まるといっても良いでしょう。
まず、ここでは学区を選ぶ時のポイントについて、小学校を基準に解説していきます。
自宅から学校までの距離
自宅から学校までの距離は、学区を選ぶ際にとても大切なポイントの一つです。文部科学省によると、徒歩や自転車で通学する場合、荒れた天候でない限りストレスなく通える小学校までの距離は4km以内と考えられています。
しかし、教科書や体操服などのほか、2020年から国が進めている「GIGAスクール構想」により、タブレット端末が配布され、子どもたちの荷物が増えています。重い荷物を持ち、4kmもの道を歩くのは大人でも大変な作業でしょう。
そのため、子どもが無理なく学校まで歩ける距離は、年齢や性別、道路条件などにもよりますが、1kmほどが理想とされており、時間にすると15分程度となります。注文住宅を建てる土地の候補は、学校までの距離を考慮して場所を選ぶのがベストです。
参考元:文部科学省「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」P.19
通学路の安全性
学区選びのポイントとしては、通学路の安全性にも配慮する必要があります。気に入った立地がある場合、以下のポイントをチェックしながら、通学路を一度歩いてみるのも良いでしょう。
・歩道の整備状態(道路の広さも含む)
・ガードレール設置の有無
・死角の有無
・交通量の多さ
・繁華街を通るルートではないか
・不審者対策のため、人通りがあるかどうか
・万が一の時、助けを求められる場所の有無(コンビニエンスストアなど)
上記で挙げた内容とともに、通学路の見守りをしてくれるボランティアの方が、その地域にいるか確認しておくと安心です。軽井沢町では通学路において、交通量の多い交差点や事故数の多い危険箇所のほか、水難危険箇所でのパトロールが実施されています。
また、軽井沢町には活火山の浅間山があるため、万が一の時の安全対策として全校生徒にヘルメットを配布している小学校があります。
自宅周辺の治安状況
学区選びは、治安状況をチェックすることも重要です。盗難や窃盗といった犯罪の多い地域で土地を購入して注文住宅を建てた場合、不安を抱えながら生活していくことになるでしょう。たとえ防犯対策を施した住宅だとしても、100%安全とは言い切れません。そのため、治安の悪い地域をなるべく避け、比較的治安が良いとされている区画整理地や住宅街をチェックしておくと良いでしょう。
北佐久郡軽井沢町にある小学校を紹介
ここでは、北佐久郡軽井沢町の小学校をいくつか紹介していきましょう。
軽井沢風越学園
軽井沢風越学園は、幼稚園、そして義務教育学校の12年間で構成された一貫校であり、1年生から9年生までの生徒数は、2023年4月時点で合計224名でした。
軽井沢風越学園では、「子どもも大人も『つくる』という経験をじっくり・ゆったり・たっぷり・まざって積み重ねていくこと」を大切にしています。
周辺には「軽井沢風越公園」があり、子どもが遊べる遊具のほか、野球やサッカー、フィギュアスケートなどさまざまなスポーツが楽しめる総合体育館・グラウンド・軽井沢アイスパークが完備されています。
軽井沢町立軽井沢西部小学校
軽井沢町立軽井沢西部小学校は、標高1,003mの場所にあり雄大な浅間山を背に豊かな自然に囲まれた公立の小学校です。児童数は、2023年4月の時点で377名、学級数は17学級あります(特別支援学級を含む)。
学区は、大日向や浅間台団地、つくしヶ丘などがあります。見守り活動をする「児童見守り隊」があり、下校時を中心に各地区で重点箇所の見まわりを実施しています。
軽井沢町立軽井沢中部小学校
軽井沢町立軽井沢中部小学校は、1956年に開校した公立小学校です。「やさしく、かしこく、たくましく」を学校教育目標に掲げ、児童一人ひとりが自分らしく安心して学べるよう学級づくりや授業づくりの推進に努めています。
児童数は、2023年4月の時点で491名です。学区は、中軽井沢を中心に、星野や塩沢、下発などがあります。最寄りの駅はしなの鉄道中軽井沢駅で、駅の北側には幅広い分野の書籍がある「中軽井沢図書館」もあり、新しい分野や知識に触れられる機会が増えるでしょう。
軽井沢町立軽井沢東部小学校
軽井沢町立軽井沢東部小学校は、「こぶし教育」の理念を受けて、思いやりを備えた人・国際親善文化観光都市に相応しい人・軽井沢の自然を愛し守り続ける人、の育成に努める小学校です。児童数は、2023年4月時点で141名、9学級(特別支援学級を含む)あり、学区は、旧軽井沢や新軽井沢、南軽井沢などがあります。
最寄駅はJRとしなの鉄道が乗り入れる軽井沢駅で、周辺には公園やショッピングモールがあり、子育て世帯に合った場所といえます。
北佐久郡軽井沢町で注文住宅を建てるのに適した生活エリアは?
上記で紹介した小学校情報を踏まえたうえで、北佐久郡軽井沢町で注文住宅を建てるなら次のエリアがおすすめです。
・新軽井沢エリア
・中軽井沢エリア
・星野エリア
新軽井沢エリア
新軽井沢エリアは、軽井沢駅北口周辺のエリアで、通勤や通学の利便性が高く、居住地として人気があります。周辺には「北野沢原公園」や「矢ヶ崎公園」などがあり、緑豊かな場所で子育てしたいと考える方におすすめです。
駅の南側には、広大な敷地を有するショッピングモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」もあり、生活利便性の高いエリアといえるでしょう。
中軽井沢エリア
北佐久郡軽井沢町の中心部に位置する中軽井沢エリアは、生活するのに便利なエリアといえます。「ツルヤ軽井沢店」や「安楽屋」などのスーパーのほか、ドラッグストア、ホームセンター、診療所、総合病院の軽井沢病院などがあります。
中軽井沢エリアは、交通量も多く少し賑やかなエリアともいえるので、通学路の安全性の確認は十分に行いましょう。
星野エリア
星野エリアは、高級旅館の「星のや軽井沢」や、食事やショッピングが楽しめる「ハルニレテラス」、若者をターゲットにオープンしたカジュアルホテル「BEB5軽井沢」などがある人気の観光地です。
山側の傾斜地ではありますが、生活利便性の高い中軽井沢エリアにも近いエリアといえます。「自然豊かな土地で子どもをのびのび育てたい」と、考えている方にベストなエリアです。
>>軽井沢町の土地価格・地価推移・今後の予想についてはこちら
北佐久郡軽井沢町で家づくりをする時のポイント!
避暑地としても有名な北佐久郡軽井沢町は、年間平均気温9度前後であり、夏でも冷涼な気候であるのが、この土地の特徴です。一方で、冬は零下10度前後の厳しい寒さの中、生活をする必要があります。
寒い地域での家づくりは、高断熱・高気密がポイントです。隙間がなく断熱性にもこだわった注文住宅であれば、寒い時期も快適に過ごせるでしょう。
また、軽井沢は霧が多く発生することでも有名な地域。霧が多い地域での家づくりのポイントは湿気対策です。風通しの良い間取りに設計したり、湿気に強い壁材や天井材を使ったりといった工夫が必要となります。
>>軽井沢町の気候や注文住宅を建てるのに必要な対策についてはこちら
北佐久郡軽井沢町での家づくりはトモノへご相談ください!
北佐久郡軽井沢町は、自然に囲まれながらも生活利便性が高く魅力あるエリアが存在します。そんな北佐久郡軽井沢町で快適な家づくりを行うには、高い断熱性と気密性がポイントといえるでしょう。
トモノが手がける住宅は、国が定めた基準の中でも高い水準の断熱性能を誇ります。また、断熱性能同様に重要な気密性についても全棟機密測定を行い、隙間のない住宅づくりを可能にしています。さらに、健康で快適な家づくりのために、素材選びへのこだわりもトモノが大切にしていることの一つです。
10年後、20年後、30年後と、この先もずっと笑顔で暮らしていける住宅を建てたいと考えている方は、ぜひトモノにサポートさせてください。
>>軽井沢町の土地や気候に適したトモノの高性能住宅についてはこちら
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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長野県 北信 東信地域・長野市・上田市・東御市・小諸市・佐久市・軽井沢町で設計士とつくる注文住宅 新築一戸建て デザイン住宅 は住宅会社・工務店のトモノにご相談ください。