長野県の東部に位置し、山・川・渓谷など豊かな自然が残る佐久穂町。美しい景色や豊かな自然、佐久穂町に住む人の暖かさに惹かれ、移住先として選ぶ人も増えています。

都心と比較すると、物価や土地が安いため憧れの平屋暮らしも実現可能です。

今回は、佐久穂町の魅力や土地相場、新築戸建を建てるときのポイントについてご紹介します。ぜひ、今後の参考にお役立てください。

佐久穂町ってどんな町?

長野県南佐久郡にある佐久穂町は、日本一美しい白樺林、八千穂高原、茂来山、古谷渓谷、千曲川など多くの自然に恵まれた美しい町です。夏は、登山・キャンプ・釣り、冬になればスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむことができます。

東京までは電車で約2時間、車で約3時間半です。東京や山梨へのアクセスも良好なため、休日は他県への日帰り旅行も楽しめます。

町内には大型スーパーやドラッグストア、さまざまな飲食店が建ち並びます。その中でも特におすすめしたいのは、農産直売所です。その日に採れた新鮮な野菜が豊富に並び、野菜の品質・鮮度・美味しさは移住者からも好評です。

診療所・歯医者などの医療機関も充実しているため、日常の生活には困らないでしょう。

佐久穂町の気候

佐久穂町の年間平均気温は11.6℃と比較的低く、夏と冬、朝と夜の寒暖差が大きい地域です。特に冬場の寒さは厳しく、年に数回30cmを超える積雪があります。

しかし厳しい冬を除けば、夏は山脈に囲まれているため涼しく、日照時間も長いため暮らしやすい環境と言えるでしょう。

参考元：佐久穂町ウェブサイト

参考元：さくほ　de　暮らす

佐久穂町の土地価格相場 は？

以下の表は、2020年〜2023年度の佐久穂町の坪単価平均をまとめたものです。

2023年佐久穂町の坪単価は、坪単価平均は約6.4円／坪でした。50坪の平屋を建築すると課程した場合、土地価格は約320万円となります。土地代を安くすることで、建物に予算を充てることができるため、憧れの平屋住宅やこだわりの注文住宅の建築が可能となるでしょう。

 参考元：国土交通省地価公示

佐久穂町の公示地価と土地価格推移予想

佐久穂町の公示地価平均は19,4300円／㎡です。公示地価平均は、前年度に比べ0.67%下落しています。佐久穂町の地価価格は1999年以降下落傾向にあり、当面の間はこの状況が続くと予想されます。

佐久穂町の土地売買事例

以下の表は、佐久穂町で2023年以降に実際に取引された売買事例です。

都心で4人家族が暮らす場合、土地の大きさは約100㎡前後が一般的です。一方、佐久穂町の土地は200～300㎡前後の売買実績が多く、広い土地を安く購入できることがわかります。駅からの距離や地域によって、広さや価格差があるので、予算や条件に合わせて地域を検討してみると良いでしょう。

参考元：国土交通省　土地総合情報システム

佐久穂町で平屋を建てるときのポイントとは？

近年、佐久穂町でも平屋住宅が人気を集めています。ワンフロアで生活することが可能なため、バリアフリー化しやすいというメリットがあります。また、家の隅々まで目が行き届きやすいため、子育て中のファミリーや高齢者のいる家庭にもおすすめです。

ここからは、平屋住宅を建てるときのポイントについて解説します。

どれくらいの広さが必要？建築費用は高くなる？

平屋住宅を建てる上で重要となるのが、土地の大きさです。快適でのびのびとした暮らしを叶えるためには、面積が50坪（165㎡）以上ある土地が望ましいでしょう。

ただし、50坪はあくまで目安となります。「家庭菜園をしたい」「ドッグランを作りたい」「3台以上車を停める」「二世帯住宅」など、理想のマイホームに合わせた土地選びが大切です。

また、平屋住宅を建築する際、一般的な2階建て住宅に比べて建築坪単価が高くなることがあります。工務店やハウスメーカーによって異なりますので事前に確認しておくと安心です。

土地の条件を確認しておこう

土地には建ぺい率といって、「この土地の中にどれくらいの広さで建物を建てられるか」という指標が設定されています。「大きな土地＝大きな家が建てられる」とは限らないので注意が必要です。

また、家を建てる際は、土地の用途地域を確認しましょう。「第一種低層住居専用地域」や「第二種低層住居専用地域」であれば新築戸建を建築するのに相応しい地域です。

一方で「準工業地域」「工業地域」は、住宅を建築することは可能ですが、商業施設や工場が建ち並ぶエリアであり、様々な建築制限が設けられている可能性があります。

さらに、自然災害にも注意が必要です。佐久穂町には千曲川があるため、土地探しの際はハザードマップを確認しておきましょう。

参考元：国土交通省　まちづくりリーフレット

参考元：佐久穂町　ハザードマップ

＞＞施工事例「コンパクトな平屋で心豊かに暮らす家」

狭小地に家を建てるときのポイントは？

駅近の土地や、商業施設が近い人気のエリアは狭小地であることもあります。ここでは、狭小地で家を建てるときの注意点やポイントについて解説します。

狭小地とは？

狭小地とは、一般的に15〜20坪以下の狭い土地のことです。三角形や不整形であるケースも多く、活用方法が限られるため、安く売りに出されることもあります。

二人暮らしの場合や土地のコストを抑えたい場合は、狭小地を選択肢に入れるのもひとつの手です。

狭小地で家を建てるときの注意点

狭小地は、収納スペースの確保が難しいことや光が取り入れにくいというデメリットがあります。また、立地によっては建築基準法でデザインや高さ制限があるため、建築前に確認しておく必要があります。

狭小地でも、間取りの工夫次第で快適な家作りが可能です。しかし、高い設計力が必要となるため、狭小地を得意とする工務店・ハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。

佐久穂町でおすすめの建築エリア

佐久穂町でおすすめの建築エリアについてご紹介します。

海瀬エリア

佐久穂町の中心部、海瀬駅の近くには、スーパー・コンビニはもちろん、海瀬保育園や佐久穂小学校・佐久穂中学校があります。また、生涯学習館「花の郷・茂来館」にある図書館には、子どもが喜ぶ絵本や紙芝居などが充実しています。通学に便利な立地なため、子どもがいるファミリー世帯に特におすすめのエリアです。

八千穂エリア

八千穂エリアは、八千穂高原スキー場や白樺の森で有名な八千穂高原、八千穂レイクなど自然が色濃く残るエリアです。美しい自然と景色を楽しめることから観光客からも人気です。八千穂高原インターチェンジも近いため、他県へのアクセスも良好です。大自然を感じながら農業をしたり、子育てをしたり、生き生きとした生活がしたい人におすすめのエリアです。

参考元：佐久穂町　移住定住ガイドブック

佐久穂町で注文住宅を建てるならトモノにお任せください！

今回は、長野県にある佐久穂町の魅力や土地選びのポイントについてご紹介しました。佐久穂町は豊かな自然・美しい景色・美味しい水・新鮮な野菜、暖かい町の人など魅力あふれる地域です。

佐久穂町では、大きな土地に平屋住宅を建てることや、自然の中で暮らすスローライフも実現できるでしょう。移住を考えている方や、佐久穂町でおしゃれな田舎暮らしを実現したい方は、ぜひトモノへお気軽にご相談ください。

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