2023/09/06
佐久穂町ではこんなに補助金が受けられる!佐久穂町の支援制度を徹底解説
住宅を新築するときは、自治体からの補助金や支援制度を利用するとお得です。今回は、2023年7月現在で長野県南佐久郡佐久穂町で受けられる補助金や住宅支援制度を紹介します。佐久穂町で住宅の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
佐久穂町ってどんな町?
佐久穂町は、長野県の東部にある南佐久郡の北部に位置しています。西には白樺の森で有名な八千穂高原があり、町の中央を千曲川が流れる自然豊かな町です。標高800mの高地にあるため朝と夜の寒暖差は大きいですが、晴天率が高く野菜や果物の名産地としても知られています。年間の降水量が少なく、夏は涼しくて過ごしやすい環境です。
国道141号線沿いには商業施設「ショッピングパーク・ラーチ」があり、中にはスーパーマーケット「ツルヤ佐久穂店」やファミリーレストラン、ハンバーガーショップなどが並んでいます。近くには「まちの駅 佐久穂町農産物直売所」や「カインズ佐久町店」、「業務スーパー ユーパレット南佐久店」などもあり、買い物に便利です。
町の西にはハイキングコースが整備された「八千穂高原自然園」があり、色とりどりの草花や野鳥のさえずりを楽しめます。周辺には「駒出池キャンプ場」や「八千穂高原スキー場」があるので、夏も冬もアウトドアやレジャーを満喫することができます。
町内には保育園や幼稚園、小中一貫教育校などの教育施設があり、子育て支援制度も充実しているので、子育てファミリーにとっても住みやすい町と言えるでしょう。
佐久穂町で利用できる公共交通機関は?
佐久穂町にはJR小海線が走っており、佐久穂町役場佐久庁舎や商業施設へのアクセスに便利な羽黒下駅などがあります。街の南にある佐久穂町役場の八千穂庁舎に向かうときは八千穂駅を利用しましょう。
その他に、予約制のデマンド型乗合タクシー「げんでる号」も運行されています。料金は大人が300円、小中学生や障害者手帳または自立支援医療受給者証をお持ちの方が100円、未就学児が無料となっており、町の中心部から距離に関わらず同じ料金で利用可能です。
佐久穂町で利用できる補助金・助成事業は?
佐久穂町は住宅の新築や子育て支援制度に力を入れており、補助金制度も充実しています。ここからは、詳しく解説していきます。(2023年7月現在)
住宅に関する補助金・支援事業
住宅用地取得・住宅解体・住宅新築助成金
佐久穂町では、子育て世帯や移住者向けの住宅支援事業を行っており、佐久穂町に住宅を建てたり、住宅用地を購入する際に一定の条件を満たすと補助金が受け取れます。
対象者は、「世帯全員に市区町村税の滞納がない方」や、「地域の自治組織(区、常会及び隣組)にそれぞれ加入し、地域行事に積極的に参加できる方」です。
佐久穂町に移住する目的で住宅用地を取得する場合は、土地取得額の3分の1以内で最大100万円までの補助金が交付されます。交付の対象となるためには、接道要件や面積などの条件を満たし、土地を取得してから2年以内に住宅の建築に着手することが必要です。
住宅を建てるために既存の建物を解体する場合は、解体にかかった工事費用の2分の1以内で最大50万円までの助成金が受け取れます。交付の条件は佐久穂町内の工務店が施工することと、建物を解体した後、2年以内に住宅の建築に着手することです。
住宅を新築する場合は、建築工事費の10分の1以内で、子育て世帯や若者世帯は最大180万円、その他の世帯は最大150万円の助成金が受け取れます。支給額は佐久穂町内の工務店に発注して建築工事を行ったり、佐久穂町産の木材や石材を使用したりすることで加算されるので、佐久穂町のホームページに記載されている条件を確認しておきましょう。
参考元:佐久穂町『住宅用地取得・住宅解体・住宅新築助成金について(令和5年度登記分からの改訂)』
佐久穂町空き家対策事業補助金
佐久穂町内の空き家や空き地を取得して、定住・移住目的で住宅を新築する場合に受け取れる補助金です。
補助金の対象となるのは、家財道具の処分や屋内・屋外の清掃などにかかった費用を補助する「空き家整備事業」、空き家の改修にかかった費用を補助する「空き家回収事業」、人が住んでいない空き家の解体にかかった費用を補助する「空き家解体事業」の3種類。
補助金を申請するためには、佐久穂町の「空き家・空き地バンク」に登録する必要があります。佐久穂町内の工務店が施工することや、国や県、町からほかの補助金を受けていないことなどの条件があり、各事業ごとにも個別の補助要件が設けられているので、事前に佐久穂町のホームページなどでご確認ください。
子育てに関する補助金・支援事業
福祉医療費給付制度
乳幼児や児童、ひとり親家庭、障害者などの一定の条件を有している人が医療機関を受診した際の、医療費の自己負担分を公費で助成する制度です。
制度を利用するためには、佐久穂町で認定申請手続きを行い、資格や所得条件の審査を受けて「福祉医療費受給者証」の交付を受けることが必要です。
医療機関を受診して、診療代や院外薬代等を支払うときに福祉医療受給者証を提示すると、佐久穂町への給付申請が自動的に行われるので、受診するたびに手続きをする必要はありません。
支払った医療費の自己負担額から、高額医療費、付加給付などを控除した金額が約3ヶ月後に登録口座に支給されます。
ながの子育て家庭優待パスポート事業
育児中の世帯が協賛店舗で買い物などをした際に、「ながの子育て家庭優待パスポート」を提示すると割引などの各種サービスが受けられます。
対象となるのは18歳未満の子どもが1人以上いる子育て世帯。佐久穂町に移住した子育て家庭の場合は、佐久穂町役場の窓口でパスポートの交付申請を行ってください。パスポートを利用できる協賛店舗やサービスの内容は、協賛店舗検索サイトで確認できます。
出生祝金
少子化対策や若者世代の定住化を促進するために、新生児が生まれた家庭に佐久穂町から支給されるお祝い金です。
支給を受けるためには、新生児が生まれたときに、両親かどちらかの親が佐久穂町に住民票を持っており、さらに新生児が佐久穂町の住民票に記載されている必要があります。
佐久穂町役場に出生届を届け出る際に窓口で「出生祝金支給申請書」を渡されるので、必要事項を記入して提出してください。
支給金額は、第1子・第2子までは1人につき5万円、第3子からは1人につき10万円です。ほかの市町村で出生届を提出した場合でも、どちらかの親の現在の住所地が佐久穂町の場合は、出生祝金を受け取ることができるので、佐久穂町役場の窓口で手続きを行いましょう。
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長野県南佐久郡佐久穂町の補助金や子育て支援制度について紹介しました。豊かな自然に恵まれた佐久穂町は、住宅支援や子育てサポートが充実した暮らしやすい町です。佐久穂町で一戸建ての注文住宅を検討されている方は、トモノにおまかせください。
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記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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長野県 北信 東信地域・長野市・上田市・東御市・小諸市・佐久市・軽井沢町で設計士とつくる注文住宅 新築一戸建て デザイン住宅 は住宅会社・工務店のトモノにご相談ください。