2024/04/26
佐久市周辺での一戸建ての維持費は?注文住宅の光熱費や税金などを徹底解説!
佐久市で一戸建てに住む際に、維持費用がどのくらいかかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。長く快適に暮らすためには、月にかかるコストを事前に把握しておくことが重要です。こちらの記事では、注文住宅に住んだ場合の光熱費や税金などを徹底解説していきます。雪が積もった際の除雪やリフォーム、メンテナンスについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
佐久市での一戸建ての維持費と特徴とは?
住宅ローンを除いた一戸建ての維持費は年間平均約50万円とされています。その内訳は、固定資産税、光熱費、保険料などです。ここからは、住宅維持費内訳のうち、光熱費、固定資産税、除雪に関しての3つを紹介していきます。
佐久市の光熱費平均はどのくらい?
佐久市では、ガスを使用する家庭の多くがプロパンガスです。また、上下水道を管理する事業者が別ということ、冬は灯油代もかかることから、公共料金は都市部に比べて割高傾向にあります。ガス代の月平均は8,772円、上下水道料金は合わせて月平均6,547円です。長野都市ガスを使用した場合は22㎥で月平均3,928円。電気代、灯油代、プロパンガスを使用した場合の公共料金を合わせると、月平均は23,791円。東京都23区と比較すると1万円近く高くなっていることが分かります。
参考元:佐久市ホームページ「長野県佐久市ってどんなところ?~佐久市でSAKUcessライフを!~」
物価高騰による給付金について
食品や電力、ガスの高騰により住民の生活費負担は増え続けています。佐久市は、2023年度の住民税が非課税の世帯等に対して、一世帯当たり3万円の価格高騰重点支援給付金を支給しました。
こちらの給付金は2022年にも支給されており、住民登録に変更のない世帯が2023年の支給対象となっております。
参考元:佐久市ホームページ「佐久市電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金について」
佐久市の固定資産税に関して
固定資産税とは、毎年1月1日に土地、家屋、償却資産を所有している方に対して、資産価値をもとに算定される税金のことです。
税額の算出方法は、「課税標準額×税率(1.4%)」です。
課税標準額とは固定資産課税台帳に登録されている価格のこと。住宅用地のような課税標準の特例措置が適用されている場合は、小規模住宅用地60.5坪(200㎡)以下で価格の6分の1、一般住宅用地の場合は価格の3分の1が課税標準額となります。
佐久市の除雪に関して
長野県佐久市は、浅間連峰や八ヶ岳などの山々に囲まれた佐久平の中心地。全国トップレベルの晴天率を誇り、年間を通じて雨の少ない地域です。冬場は寒さが厳しく、最低気温はマイナス10度を下回ることもありますが、積雪は比較的少ないのが特徴です。
佐久市では、積雪した場合に住民の安全確保のため、「佐久市除融雪マニュアル」を定めています。積雪した際は、マニュアルに沿って除雪や凍結防止剤散布などの除融雪作業が行われますが、地域生活道路や歩道に関しては、地域住民が協力して凍結防止剤を散布することも。区やPTAなどの公共団体が小型除雪機や除雪板を購入した場合、市の補助制度があります。補助率は機器の2分の1以内、年間の限度額は30万円です。
参考元:佐久市移住情報サイト 佐久にくらす|気候の詳細を見る
参考元:佐久市ホームページ「佐久市除融雪マニュアル及び除融雪路線図について」
参考元:佐久市ホームページ「小型除雪機等購入費補助金交付制度について」
佐久市で一戸建てを維持するための費用はどれくらい?
一戸建てに長年住んでいると、建物の劣化を感じることがありますよね。ここからは、住宅を劣化させないためのリフォームやメンテナンス、点検、防蟻にはどのくらい費用がかかるのか解説していきます。
一戸建て住宅をリフォームするのにかかる費用
一戸建て住宅のリフォームは、坪数や使用する建材、工法などによって大きく費用が異なります。例えば、水回りリフォームの場合の相場は、50万円~100万円。外壁をリフォームした場合は50万円~150万円、屋根の修繕をした場合の相場金額は20万~80万円です。一戸建て住宅の場合、新築から5年を目安に、設備に不備がないか一度点検をしましょう。そして、築10年~15年経過すると、キッチンやトイレなどの水回りのリフォームが必要になります。さらに、20年~30年経過すると増築レベルのリフォームが必要になることも。
5~10年ごとに家を点検して、長く快適な住まいづくりを目指しましょう。
防蟻対策にかかる費用
一戸建てに大きな被害を及ぼすシロアリの防蟻対策は、5年に一度が目安です。この年数は、バリア工法の薬剤の効果が約5年であることが理由に挙げられます。防蟻処理にかかる費用は約30坪で約13~25万です。
自宅でシロアリを発見していない場合、防蟻対策は不要と思われがちですが、シロアリがいなくても実施して予防することが重要。既にシロアリが発生している場合は、一旦駆除してから防蟻処理を行います。
佐久市で一戸建ての注文住宅を建てる際の注意点
佐久市は積雪こそ少ないものの、冬には最低気温がマイナスになることもある寒さの厳しい地域。積雪の多い地域では、雪が家屋に与える影響も少なくありませんが、「寒さ」もまた同様です。寒さ対策は新築で注文住宅を建てる際の最重要ポイント。断熱性に優れた家を建てるなら、「高断熱高気密住宅」がおすすめです。隙間がなく、高性能な断熱材を使って建てることから“魔法瓶のような構造の家”と呼ばれています。部屋の空気を逃さない構造は、冷房にも効果的。少ないエネルギーで室内の温度を快適で一定に保ってくれますよ。
佐久市で注文住宅を建てる際に対策できることは?
一戸建てで注文住宅を建てる際、事前に対策できることがあります。ここからは、太陽光、断熱・気密、資材選びなどについて解説していきます。
太陽光発電設備の補助金について
佐久市では、年間の日照時間が長いという市の特性を生かし、新築または既存の家屋に太陽光発電設備を設置する場合に対して、補助金を交付しています。こちらは2023年度から導入された新システムで、新築、既築、蓄電システムによって補助金額が変わります。市税の滞納がある、蓄電システム単体での設置は補助対象外となるなど規定がありますので、あらかじめ市のホームページでご確認ください。
参考元:佐久市ホームページ「令和5年度 佐久市太陽光発電設備・蓄電システム導入補助金」
高断熱高気密住宅について
先述した通り、注文住宅を建てる際の寒さ対策は、高機能な断熱材を使用することですが、高断熱高気密だけに重点を置くと湿気が溜まりやすい家になってしまいます。高断熱高気密住宅で重要なのは換気。家の中の空気を循環させることで、高断熱高気密の最大の利点を生かせるのです。
断熱材は大きく分けると、繊維系と発泡プラスチック系、天然素材系の3種類。比較的低価格な繊維系、加工のしやすさと優れた断熱性を持つ発泡プラスチック系、環境に配慮した天然素材系と、それぞれの素材に特徴があります。住まいの快適さを左右する断熱材だけに、それぞれのメリット・デメリットを知って選ぶことが大切です。
信州健康ゼロエネ住宅助成金について
長野県では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、環境に配慮した断熱性能が高い素材、長野県産の木材を活用した新築住宅やリフォーム工事費用の一部を助成しています。こちらの助成金は、申請の枠に限りがありますので、県のホームページでご確認くださいね。
参考元:長野県ホームページ「信州健康ゼロエネ住宅助成金-長野県」
>>佐久穂町で受けられる住宅関連の補助金制度についてはこちら
佐久市エリアで一戸建てを建てるなら株式会社トモノにお任せを!
一戸建ての注文住宅を建てる際は、住み心地や維持費も気になるところ。株式会社トモノは、20年後、30年後も快適で健康に暮らせる高性能な家づくりを目指しています。家が完成した後のメンテナンスも行っておりますので、小さなことでもお申し付けください。佐久市、北佐久郡軽井沢、南佐久郡佐久穂町エリアで注文住宅をお考えの方は、お気軽に弊社へご相談ください。
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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長野県 北信 東信地域・長野市・上田市・東御市・小諸市・佐久市・軽井沢町で設計士とつくる注文住宅 新築一戸建て デザイン住宅 は住宅会社・工務店のトモノにご相談ください。